治療前
治療後
治療前
治療後
はじめのご相談内容 | 「八重歯が気になる」とのことでお母様とご来院されました。 |
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カウンセリング診断結果 | 診察したところ、Angle Ⅰ級 叢生(⻭がでこぼこに生えている状態)を伴う上下顎前突(上下の前歯が前に傾斜していたり、上下顎全体が前に出ていたりする咬み合わせ)の状態でした。 |
治療内容 | 上下左右第一小臼歯4本の抜歯をした後、上下にマルチブラケット(歯の表面にブラケットという装置を装着し、その装置にワイヤーを通して歯並びを整えていく治療方法)を装着して再配列を行いました。 |
期間 | 2年0か月(24回) |
費用 | 880,000円 |
治療後の経過状況 | 矯正治療中の顎間ゴムの使用状況は良好で、予定通りの治療期間で終了することができました。 治療後5年経過した現在、咬合(かみ合わせ)状態に後戻りや異常は認めらず、咬合は安定しています。 念のため、夜間は保定装置の使用をお願いしています。 |
治療後のリスク | ・抜歯による前歯部の舌側移動により、前歯部の歯根吸収のリスクがあります。今回の患者様は、矯正治療後のX線検査で吸収は認められませんでした。 ・ブラケットを装着する治療では、う蝕(むし歯)のリスクがあります。今回の患者様にも事前にご説明しましたが、治療中に1本、う蝕治療が必要となりました。 |
クリニックより | 見た目を気にされてご来院いただくケースは多く、今回の患者様も特にご相談が多い八重歯を気にされてのご来院でした。 小臼歯を4本抜歯する必要があり、抜歯の決断はお母様も患者様もつらい決断だったと思いますが、より良い歯並びになるためには必要な処置と丁寧にご説明し、ご納得いただけました。 治療期間中も前向きに取り組まれ、医師の指導にもしっかり耳を傾けていただけました。治療結果にもご満足いただけており、ほっとしています。 |