治療前
治療後
治療前
治療後
はじめのご相談内容 | 「前⻭が出ていることと凸凹が気になる」と患者様ご本⼈とお⺟様がご来院されました。 |
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カウンセリング診断結果 | 診察したところ、Angle Ⅰ級の叢⽣(⻭がでこぼこに⽣えている状態)を伴う上下顎前突(上下の前⻭が前に傾斜、または上下顎全体が前に出ている)の状態でした。 |
治療内容 | 上下左右第⼀⼩⾅⻭の抜⻭を⾏った後、上下の⻭の表⾯にブラケットという装置を装着し、その装置にワイヤーを通して⻭並びを整えていくマルチブラケット⽅法で、再配列を⾏いました。 |
期間 | 1年5か⽉ |
費用 | 約880,000円 |
治療後の経過状況 | 矯正治療後6年経過した現在、咬合(噛み合わせ)に異常はありません。 また、保定期間中に装置がうまく使えなかった時期があったため、念のため保定装置を週末の夜のみ使⽤していただき、引き続き経過観察を⾏っています。 |
治療後のリスク | 抜⻭による前⻭部の⾆側移動により、前⻭部の⻭根吸収(⻭に過度な⼒がかかり、⻭の根が少しずつ短くなってしまう状態)のリスクがありましたが、矯正治療後のX線検査では吸収は認められませんでした。 ブラケットを装着しての治療であったため、う蝕(⾍⻭)のリスクがありましたが、事前の説明と、患者様の丁寧なブラッシングにより矯正治療中にう蝕は認められませんでした。ただし、矯正治療後の保定期間中にう蝕が2か所⾒つかり、かかりつけ医にて治療されました。 |
クリニックより | 患者様ご本⼈よりも、保護者の⽅がお⼦様の⾒た⽬を気にされてご来院される今回のようなケースは多く⾒受けられます。 今回は患者様も矯正治療にとても前向きで、⼩⾅⻭4本の抜⻭もご納得いただくことができました。また、予定よりも短期間で治療が終了し、治療結果にもご満⾜されています。 |